イングランド、PK戦でコロンビアを下す W杯決勝T
(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会は3日、決勝トーナメント1回戦のイングランド対コロンビアの試合が行われ、1-1で延長戦に入ったが決着がつかず、PK戦の末にイングランドが勝利を収めた。
試合の開始直後はイングランドが主導権を握り、コロンビアを押し込む展開となった。コロンビアはエースのロドリゲスが負傷のため試合を外れ、ファルカオが孤立する場面が目立った。
試合は後半12分にケーンがPKを決めてイングランドが先制。1-0のまま試合終了かと思われた後半の追加時間にコロンビアのミナがヘディングシュートを決めて、試合を振り出しに戻した。
試合は延長戦に入ったが決着はつかず。PK戦にまでもつれこんだ。
PK戦では、コロンビアのウリベがシュートを外してしまったほか、バッカのシュートはイングランドGKが片手でセーブ。イングランドが4-3でPK戦に勝利した。
イングランドがW杯でPK戦に勝利したのは今回が初めて。イングランドは主要な大会で7度のPK戦を戦っていたが成績は1勝6敗。唯一の勝利は1996年に行われた欧州選手権でのスペイン戦だった。