フランスがW杯制覇 数百万人が優勝祝う、一部暴徒化で店舗に被害も
(CNN) ロシアで開催されたサッカー・ワールドカップ(W杯)の15日決勝でフランス代表が20年ぶりとなる大会制覇を成し遂げたことを受け、フランス各地では数百万の人々が街中に出て勝利を祝った。ただ、一部のサポーターが暴徒化し店舗を破壊するなどしたほか、交通事故による死者も出た。
今回のフランス代表23人のうち、アフリカ系の祖先を持つ選手は15人。高い得点能力を持つアントワーヌ・グリーズマン選手は「これが、我々の愛するフランスだ。先祖は異なるが、全員が団結している」と語る。
エッフェル塔の下に設置された巨大スクリーンで決勝を観戦しようと約10万人が集結。優勝が決まると喜びが爆発し、パーティー気分は夜中まで続いた。
現地で決勝を観戦したマクロン仏大統領は、「メルシー」とツイッターに投稿した。
優勝を受けて、パリの地下鉄の駅6カ所は、代表選手や監督の名前にちなんだ駅名に変更された。
ただ、夜には交通事故などによる死者2人が報告された。
パリ市内では花火や煙幕が使われ、解散を拒むサポーターが警察と衝突する事態も起きた。
.@equipedefrance : MERCI
— Emmanuel Macron (@EmmanuelMacron) 2018年7月15日