Metoo主導女優の性的暴行疑惑、年下俳優とベッドに入った写真か
(CNN) セクハラ告発運動「#MeToo」を主導した女優、アーシア・アルジェントさんが年下の男性俳優ジミー・ベネットさんを性的に暴行したと報じられた問題で、2人が一緒にベッドに入っているとみられる自撮り写真が23日までに公開された。芸能情報サイトTMZが写真を公開した。
この問題については米紙ニューヨーク・タイムズが今週、暗号化されたメールで送られてきた資料の中に、2人がベッドに入った写真が含まれていたと伝えていた。当時ベネットさんは17歳、アルジェントさんは37歳だった。カリフォルニア州の性的同意年齢は18歳となっている。
タイムズ紙が入手した資料の内容として報じたところよれば、ベネットさんは、カリフォルニア州のホテルで2013年にアルジェントさんから性的に暴行をされたと主張。アルジェントさん側は38万ドルを支払うことで合意し、合意の一環として写真の著作権を譲り受けたとされる。
これはアルジェントさんがハリウッド映画界の大物、ハーベイ・ワインスタイン被告による強姦を告発した数カ月後のことだったという。
アルジェントさんは声明で、タイムズ紙が報じた疑惑を否定。「まったくの誤りである報道を読んでショックを受け、傷付いている。ベネットさんと性的関係を持ったことは一度もない」と述べた。声明の内容は米ニュースサイトのハフィントン・ポストが21日に最初に伝えた。
一方のベネットさんは22日、弁護士を通じてCNNに声明を寄せた。この件については当事者間で処理することを選んだため、当初は公にしなかったものの、「彼女が自ら被害者として名乗り出たことを受け、自分のトラウマがよみがえった」としている。