トランプ氏は「誤ったこと何もせず」 サンダース大統領報道官

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ホワイトハウスのサンダース報道官。トランプ大統領は「誤ったことを何もしていない」との見方を示した/Chip Somodevilla/Getty Images

ホワイトハウスのサンダース報道官。トランプ大統領は「誤ったことを何もしていない」との見方を示した/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 米ホワイトハウスのサンダース報道官は22日、大統領就任前のトランプ氏と関係を持ったと主張する女性2人に対して口止め料が支払われた問題に関し、トランプ氏は「誤ったことは何もしてない」と述べた。

トランプ氏の元個人弁護士、マイケル・コーエン被告はこの前日、司法取引で脱税や選挙資金法違反などについて罪を認め、2016年の大統領選で候補者に不利な情報が流出するのを阻止するために「候補者と連携し、また指示を受けて」行動したと明かしていた。

サンダース報道官は記者会見で、トランプ氏は誤ったことは何もしておらず、訴追もされていないと強調。コーエン被告が司法取引で有罪を認めたことに言及したうえで、大統領の関与を示すものではないと主張した。

支払いに関してトランプ氏が何を知っていたのか、いつ知ったのかについては明言しなかった。トランプ氏が米国民にうそをついているのではないかとの質問には、「ばかげている」と答えた。

トランプ氏はこの日、ツイッターでコーエン被告に言及。コーエン被告は「無一文」だとし、被告を弁護士として雇わないよう呼びかけていた。一連のツイートについて問われたサンダース氏は、「大統領はこの件に関する見解を既に明らかにした」とし、自身が付け加えることは何もないと述べた。

トランプ氏は22日の米FOXニュースとのインタビューでは、元ポルノ女優のストーミー・ダニエルズさんに対して口止め料が払われた事実や、元男性誌モデルのカレン・マクドゥーガルさんへの支払いをめぐる協議については「後から」知ったと主張した。

2人はトランプ氏と関係を持ったと主張しているが、トランプ氏はいずれも否定している。

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