トランプ氏の弁護士、「真実は真実でない」 介入疑惑捜査めぐり
ワシントン(CNN) トランプ米大統領の弁護士を務めるルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長は19日、マラー特別検察官が進めている2016年米大統領選に対するロシア介入疑惑に関する捜査で、トランプ氏への事情聴取を急いでいないことを説明する際、「真実は真実でない」などと語った。米NBCの番組で語った。
ジュリアーニ氏は番組の中で、トランプ大統領が事情聴取で真実を語れば問題ないだろうという考え方に対して、「馬鹿げている、それは、誰かのバージョンの真実だ。真実ではない」と語った。
番組の司会者は「真実は真実だ」と指摘した。
ジュリアーニ氏は「いいや、それは真実ではない。真実は真実ではない」などと語ったが、「『真実は真実ではない』?」と再び詰め寄られた。
ジュリアーニ氏は「私にとってはそうではない」とし、トランプ大統領がフリン大統領補佐官(当時)について、連邦捜査局(FBI)のコミー連邦捜査局長官(当時)と話したことはないとする一方で、コミー氏がそれについて話し合ったとしている点を指摘し、「真実とはそういうものだ」と語った。