「アベンジャーズ」世界興行収入、12億ドル突破 記録的ヒット
ニューヨーク(CNN Business) 米マーベル・スタジオの映画「アベンジャーズ エンドゲーム」の世界興行収入が、これまでの作品を大幅にしのぐ映画史上最高を記録した。
ディズニーによると、24日に公開されたエンドゲームの公開後初の週末時点での世界興行収入は推定12億ドル(約1340億円)。デビューから5日間で10億ドルを突破した作品は映画史上初めてだった。これまでの記録は昨年公開されたシリーズ前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の11日だった。
また、同じくインフィニティ・ウォーが保持していた公開週週末での世界興行収入6億4000万ドルの記録も上回った。
米国内の興行収入も記録を塗り替える3億5000万ドルに到達。インフィニティ・ウォーの2億5800万ドルを大幅に超えた。
エンドゲームの世界興行収入は、中国の3億3050万ドルが押し上げた形だった。海外興行収入だけで8億5600万ドルに達し、2017年の映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」が保持していた記録を抜いた。
エンドゲームはロバート・ダウニー・ジュニアがアイアンマンを演じるシリーズ完結編で、上映時間は約3時間。ファンや評論家にも好評で、レビューサイト「Rotten Tomatoes」で96%、「CinemaScore」ではA+の評価を獲得している。