北米映画興収、実写版「アラジン」が首位 メモリアルデーの週末制す
(CNN) メモリアルデーの祝日を含む週末4日間の北米映画興行収入ランキングは、ディズニー映画の実写版「アラジン」が首位に立った。
調査会社ボックス・ オフィス・モジョによれば、アラジンの興行成績は推計1億1270万ドル(約123億円)。制作側が予測した7500万~8500万ドルを上回った。メモリアルデーを含む週末の記録としては歴代5位につけた。
アラジンについては今年2月、ウィル・スミスが演じる魔人「ジーニー」が登場する予告映像が公開された際、オリジナルのアニメ版を忠実に再現していないのではないかと危惧する声が一部から上がっていた。
1992年公開のアニメ版は興行的な成功を収め、今に至るまで人気の作品となっている。今回の興収ランキングにより、実写版の方も多くの人々を引き付ける魔法の力を備えていることが示された形だ。
実写版の監督はガイ・リッチーが担当。メナ・マスードが主役アラジン、ナオミ・スコットが相手役のジャスミンを演じる。
ランキング2位は公開2週目の「ジョン・ウィック:パラベラム」で、興行成績は3100万ドルだった。