イングランドに罰金、ハカ対抗でライン越え ラグビーW杯
(CNN) 日本で開催されているラグビーのワールドカップ(W杯)に出場しているイングランドに対して罰金が科されたことがわかった。イングランドの選手は準決勝でニュージーランドが試合前に伝統舞踏「ハカ」を演じていた際、V字に並んだが、そのとき選手の一部がハーフウェーラインを越えていた。
報道によれば、国際統括団体ワールドラグビーがイングランドに科した罰金は2500ドル程度だという。
オフィシャルがイングランドチームに対して下がるよう求めたが、選手の後退が十分ではなかったという。
.@EnglandRugby's incredible response to an intense @AllBlacks Haka#ENGvNZL #RWC2019 #WebbEllisCup pic.twitter.com/pXOw7v01df
— Rugby World Cup (@rugbyworldcup) 2019年10月26日
ワールドラグビーの規定によれば、ニュージーランドのハカの最中に選手はハーフウェーラインを越えてはいけない。2011年のW杯でもフランスがハーフウェーラインを越えたとして4000ドルの罰金を科されていた。
試合はイングランドが19―7でニュージーランドを破り、決勝進出を決めていた。決勝では南アフリカと対戦する。