ラグビーW杯 イングランドが決勝進出、NZの3連覇阻む
(CNN) ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会は、準決勝のイングランド対ニュージーランドの試合が行われ、イングランドが19―7でニュージーランドを破って決勝進出を果たした。イングランドの決勝進出は2007年大会以来。ニュージーランドは3連覇を狙ったが果たせなかった。
試合開始のホイッスルから、イングランドは強く、素早く、技術があることを証明し、ニュージーランドは80分にわたってイングランドの圧力にさらされた。
イングランドがW杯でニュージーランドを破ったのは初めて。ニュージーランドのW杯での連勝記録は18でストップした。
イングランドは準決勝2試合目のウェールズ対南アフリカの勝者と決勝で対戦する。
試合は開始から約90秒でのツイランギのトライでイングランドが先制。前半の20分ごろまではイングランドが優勢で、ニュージーランドが混乱しているようにも見えた。前半終了間際にイングランドがペナルティーゴール(PG)で追加点を挙げた。
後半もイングランドが試合を支配し、ニュージーランドは自陣にくぎ付けになる場面が目立った。
イングランドは後半開始早々、ヤングズによるトライで追加点を挙げたかに思われたが、このトライはTMO(映像判定)で取り消しとなった。
イングランドはラインアウトからのミスでニュージーランドにトライを奪われるが、PGを2本決めてニュージーランドを突き放す。試合は、そのままイングランドが逃げ切り、ニュージーランド相手に19―7の勝利を収めた。