人気上昇中のラップ歌手ポップ・スモーク、強盗事件で死亡 米カリフォルニア州
(CNN) 米カリフォルニア州ハリウッド・ヒルズで19日、民家に何者かが押し入る強盗事件があり、人気上昇中だったラップ歌手のポップ・スモークさん(20)が死亡した。警察や司法関係者がCNNに明らかにした。
警察は強盗事件について記者会見を開いたものの、被害者の氏名は発表していない。
ロサンゼルス市警によると、現地時間の午前5時ごろ、友人の自宅に強盗が押し入り、容疑者の1人が拳銃を持っているという通報があった。
現場に駆け付けた警察は、家の中で撃たれて倒れている男性を発見。男性は搬送先の病院で数時間後に死亡が確認された。
この事件に関連して一時的に拘束された数人は釈放された。殺人捜査班が捜査を続けているが、これまでのところ逮捕者は出ていない。警察は19日午前、複数の目撃者から事情を聴いた。
警察に通報した人物は、当時この家にいた相手と連絡を取っていたという。目撃者によると、強盗に入ったのは2~6人の集団で、1人はマスクを着けていた。
ポップ・スモークはブルックリン・ドリルと呼ばれるジャンルのラップ歌手で、昨年夏に初リリースしたミックステープで注目され、先週、2番目のミックステープをリリースしたばかりだった。
We are devastated by the unexpected and tragic loss of @POPSMOKE10. Our prayers and thoughts go out to his family, friends and fans, as we mourn this loss together. pic.twitter.com/nVnv9ESZOs
— Republic Records (@RepublicRecords) February 19, 2020
ソーシャルメディアでは、ミナージュや50セント、チャンス・ザ・ラッパーなどのアーティストがポップ・スモークさんの死をいたみ、所属するレコード会社も哀悼の意を表した。