ピクサー初の同性愛者の主人公、新作短編に登場
(CNN) 米ピクサー・アニメーション・スタジオの新作短編「Out(原題)」にピクサーとしては初となる同性愛者の主人公が登場した。
物語はグレッグという若い男性を中心に展開。グレッグは両親に自身が同性愛者であると告げることを恐れており、引っ越しの手伝いに来た両親にボーイフレンドと一緒に写った写真を見られることを心配する。
どたばたが繰り広げられるが、物語はグレッグと母親の経験する痛みに焦点が当てられている。
10分に満たない短編だが、ピクサーの親会社ディズニーの動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」で22日から公開されている。
脚本と監督はスティーブン・クレイ・ハンター。ハンターは、「トイ・ストーリー4」「ファインディング・ドリー」といった作品にも携わっている。
性的少数者の支援団体GLAADの調査によれば、2018年に公開された主流の映画作品でLGBTQのキャラクターが登場するのは18.4%の割合にとどまっている。
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— Pixar (@Pixar) May 21, 2020