400キロのパワーリフティング、重量に耐えかね両膝折れる ロシア

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ロシアで重量挙げの選手が400キロ近くを持ち上げ両ひざを骨折した/From World Raw Powerlifting Federation

ロシアで重量挙げの選手が400キロ近くを持ち上げ両ひざを骨折した/From World Raw Powerlifting Federation

(CNN) ロシアで開かれたパワーリフティングの選手権大会で、重さ約400キロのバーベルを持ち上げようとした選手が、重量に耐えかねて両膝(ひざ)を骨折する重傷を負った。

ロシア国営RIAノーボスチ通信によると、アレクサンドル・セディフ選手はモスクワのドルゴプルドヌイ地区で開かれたパワーリフティングの選手権大会に出場した。主催団体のWRPFは、この時の動画をフェイスブックに掲載している。

動画の中のセディフ選手は、882ポンド(約400キロ)のバーベルを持ち上げようとして、その重さに耐えきれず、バーベルを落として膝からくず折れ、苦痛の叫び声を上げていた。

セディフ選手が受けた緊急手術は6時間に及んだ。

セディフ選手はこの手術について、「医師からは、私の膝をうまく形成し、大腿(だいたい)四頭筋は二重に縫ったと告げられた。妻によると、半月板も割けて腱が吹き飛んでいたが、それも全部縫ってもらった」と振り返った。

CNNはWRPFにもコメントを求めたが、返答はなかった。

「何もかも痛かった。でも持ちこたえている」「これからは2カ月間、両足を動かさないまま横になり、それから再び歩くことを覚えて回復する」とセディフ選手は話している。

WRPFの選手権大会では、パワーリフティングやベンチプレスなど多数の種目が行われている。

セディフ選手の回復にどれくらい時間がかかるのかは不明。回復後、競技への復帰を試みるのかどうかも分かっていない。

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