俳優のマイケル・ロンズデール死去 「007」悪役など
(CNN) 人気スパイ映画シリーズ「007」の悪役などで知られる英国系フランス人俳優のマイケル・ロンズデールさんが死去したことが26日までにわかった。代理人がCNNに明らかにした。87歳だった。
死去は今月21日で、死因は伝えられていない。
ロンズデールさんは007シリーズの映画「ムーンレイカー」(1979年)で人類消滅を企てる実業家ヒューゴ・ドラックス役として出演。この他、「Ronin」「ミュンヘン」「ジャッカルの日」などの映画にも出た。
007シリーズのプロデューサーを務めるマイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ両氏はツイッター上でロンズデールさんの逝去を追悼。「たぐいまれな才能にあふれる俳優で、非常に敬愛する友人でもあった」としのんだ。
ロンズデールさんの遺作の映画は、ウィレム・デフォーさんが主演した2016年の「Sculpt」となった。