米大リーグのボストン・レッドソックス、初の黒人女性コーチが就任
(CNN) 米大リーグのボストン・レッドソックスに、大リーグ史上初となる黒人女性のコーチが誕生することがわかった。レッドソックスが4日発表した。
レッドソックスによれば、ビアンカ・スミス氏が傘下のマイナーリーグのコーチに就任する。フロリダ州フォートマイヤーズにある育成施設で勤務し、主に野手を担当するという。
スミス氏のコーチ就任については、地元紙のボストン・グローブが先に報じていたが、球団が4日にツイッターでスミス氏の就任を発表した。
スミス氏はMLBネットワークの取材に対し、「野球に興味を持つ他の女性たちに刺激を与えるような素晴らしい機会だと考えている」とし、自分に何ができるのか示す機会を得られて興奮していると語った。
スミス氏は直近ではウィスコンシン州にあるキャロル大学でアシスタントコーチや打撃コーディネーターを務めていた。
スミス氏は球界でキャリアを築こうとする女性たちの少人数のグループに加わった。昨季は、アリッサ・ナッケン氏がサンフランシスコ・ジャイアンツでプロ野球の歴史で初めての女性コーチとなった。
マイアミ・マーリンズは昨年11月、キム・アング氏が新しくGM(ゼネラルマネジャー)として加わったと発表した。大リーグ史上初の女性GMであり、アジア系の女性としても初のGMだった。