ゴールデングローブ賞 監督賞にクロエ・ジャオ氏、アジア系女性として初
(CNN) 米アカデミー賞の前哨戦ともされるゴールデングローブ賞の授賞式が2月28日開催され、監督賞に「ノマドランド」のクロエ・ジャオ氏が選ばれた。78年の歴史を誇るゴールデングローブ賞で、アジア系の女性が監督賞を受賞するのは史上初。女性としても2人目となる。
ジャオ氏は、今回の受賞について映画制作チーム全体のものと語り、謝意を示した。
ノマドランドは作品賞のドラマ部門にも選ばれた。
監督賞を受賞したクロエ・ジャオ氏(左)。新型コロナの影響は授賞式にも及びオンラインで参加/Peter Kramer/NBC/NBCUniversal/NBCU Photo Bank via Getty Images
ジャオ氏は1983年に「愛のイエントル」でバーブラ・ストライサンド氏が監督賞を受賞して以来、初めての女性監督。
今回は史上初めて3人の女性監督がノミネートされていた。
監督賞にノミネートされていたのは、ジャオ氏以外には、エメラルド・フェネル、レジーナ・キング、デビッド・フィンチャー、アーロン・ソーキンの各氏。
ゴールデングローブ賞の誕生以来、8人の女性が監督賞にノミネートされていた。