写真特集:松山英樹が優勝、マスターズゴルフを振り返る
勝者に贈られるグリーンジャケットに袖を通しガッツポーズをする松山英樹/Gregory Bull/AP
(CNN) 男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ・トーナメントは11日、オーガスタ・ナショナルで最終ラウンドが行われ、松山英樹(29)が優勝を果たした。日本人選手として初のメジャー制覇となった。
松山は最終ラウンドを73で回り、通算10アンダーだった。2位には通算9アンダーのウィル・ザラトリス(米)が入った。
松山は試合後のインタビューで、本当にうれしいと喜びを語った。家族にいいプレーを見せられてよかったと述べたほか、他の日本人も自分に続いてほしいと語った。
世界ランキング25位の松山は、マスターズの優勝候補としてよく名前の挙がるような選手ではない。松山が最後にPGAツアーで勝利したのは2017年8月のことだった。メジャー大会での成績は2017年の全米オープンの2位が最高だった。
日本のゴルフ界では女性がすでにメジャー大会で優勝している。2019年には渋野日向子が全英女子オープン、1977年には樋口久子が全米女子プロ選手権を制していた。
今回の松山の優勝は、日本とオーガスタでプレーする日本人選手にとっての素晴らしい締めくくりとなった。8日前には梶谷翼がオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権で優勝を遂げていた。