リアーナ、「ビリオネア」に認定 最も裕福な女性ミュージシャンに
ニューヨーク(CNN) 人気歌手のリアーナさん(33)が保有資産10億ドル(約1100億円)以上の「ビリオネア」に仲間入りしたことがわかった。米経済誌フォーブスが発表した。
フォーブス誌は4日、リアーナさんの資産を推計17億ドルとした。これにより、リアーナさんは最も裕福な女性ミュージシャンとなったほか、人気司会者で実業家のオプラ・ウィンフリーさんに次いでエンターテインメント業界で2番目に裕福な女性となった。
2016年に発表された「アンチ」は63週にわたってビルボードのチャートに入った。しかし、その後、リアーナさんはビジネス界に進出し、化粧品や下着のブランドを手掛けている。
フォーブス誌の試算によれば、化粧品ブランドの「フェンティ・ビューティー」だけで28億ドルの価値がある。18年には年間で5億5000万ドル超を売り上げた。これは、キム・カーダシアンさんやカイリー・ジェンナーさんといった他の有名人が手掛けているブランドを上回る売り上げだという。
歴史的にみて、女性のファッションや化粧品のブランドは欧州が中心で、美しさの基準としては非現実的なことも多かった。消費財のコンサルタント会社ブルーストック・アドバイザーズの共同創業者シャノン・コインさんによれば、リアーナさんの成功の鍵のひとつは、すべての体形や体格、肌の色の女性に対して商品を売り込んだことだという。