テニス全米OP メドベージェフが初優勝、ジョコビッチは年間GSならず
(CNN) テニスの全米オープンは12日、男子シングルスの決勝が行われ、ダニル・メドベージェフ(ロシア)がノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6―4、6―4、6―4で破り優勝を決めた。メドベージェフにとって4大大会初優勝となった。
ジョコビッチにとっては、過去最多となる4大大会の通算21勝目と、1969年のロッド・レーバー以来となる年間グランドスラム(4大大会全制覇)の達成を逃した。
メドベージェフはロシア出身の選手としては3人目の4大大会王者。3度目の挑戦で初の4大大会優勝となった。メドベージェフはまた、1セットを落としただけで優勝したが、これは2010年のラファエル・ナダル以来。1987年のイワン・レンドルから数えても2人目。
メドベージェフは友人や家族、大会期間を通じてエネルギーを与えてくれたファンに謝意を示した。メドベージェフはまたジョコビッチの偉業についても称賛した。メドベージェフは「私にとって、あなたは史上最高のテニス選手だ」と述べた。
ジョコビッチもメドベージェフが4大大会優勝にふさわしいと述べた。ジョコビッチは「4大大会や主要な大会でさらに優勝することを期待している。あなたが将来再びこの舞台に立つと確信している」と述べた。