「サッカーの王様」ペレさん、化学療法治療のため入院
(CNN) サッカーのブラジル代表で活躍し、「サッカーの王様」とも呼ばれるペレさん(81)が8日、結腸腫瘍(しゅよう)の化学療法治療のため入院したことがわかった。ブラジル・サンパウロのアルバート・アインシュタイン病院の広報担当がCNNに確認した。
広報担当によれば、容体は安定しており、数日中に退院する見込みだという。
ペレさんは今年9月、定期健診の際に見つかった右結腸の腫瘍の摘出手術を受けていた。
ペレさんは当時、インスタグラムへの投稿で、「道が険しいときには、旅の一歩一歩を祝う」などと述べていた。
ペレさんは1958年のサッカー・ワールドカップ(W杯)に10代で出場して世界の脚光を浴びた。W杯では3度の優勝経験を誇る。
2000年にはアルゼンチンのディエゴ・マラドーナさんと並び、国際サッカー連盟(FIFA)の20世紀最優秀選手に選ばれた。