ジョコビッチ選手がSNSに声明 陽性判定後の行動で弁明

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ジョコビッチ選手がSNSを通じ、陽性判定後の行動に関する弁明を行った/Kelly Defina/Getty Images AsiaPac/Getty Images

ジョコビッチ選手がSNSを通じ、陽性判定後の行動に関する弁明を行った/Kelly Defina/Getty Images AsiaPac/Getty Images

(CNN) 男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手のオーストラリア入国をめぐる問題で、本人が12日、SNSを通して声明を出した。母国セルビアで先月、新型コロナウイルス感染症の検査を受けて陽性となった後の行動や、豪州入国時の申告内容について弁明した。

ジョコビッチ選手はワクチン未接種を理由に豪州への入国ビザを取り消されたのに対し、先月陽性判定を受けたことで接種義務は免除されていたと主張。10日の裁判でこの主張が認められ、入国拒否は取り消された。

しかし陽性反応が出た検査の翌日、複数のイベントに参加していた画像が拡散し、物議を醸していた。

12日の声明では「陽性結果前の私の行動について、誤情報を訂正したい」と述べている。それによると、同選手は先月14日、セルビアの首都ベオグラードでバスケットボールの試合を観戦。この会場から多数の陽性者が出た。

症状はなかったが16日に検査を受けた。17日はその結果が出る前に迅速検査で陰性を確認し、テニス関係の授賞式に出席。この後で正式な陽性判定の知らせを受けたとしている。

18日にはメディアとのインタビューと写真撮影が予定されていた。「担当記者をがっかりさせたくない」と考えて予定通りに応じた後、自宅隔離に入ったという。同選手はこの行動について「判断ミスだった。延期するべきだった」と書いている。

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