ABCニュース支局長がコロナ陽性 ホワイトハウス夕食会の2日後に
(CNN) 米ABCニュースのワシントン支局長、ジョナサン・カール氏が2日夜、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示した。事情に詳しい関係者がCNNに語った。
カール氏は30日にホワイトハウス記者団の夕食会に出席していた。
同関係者によると、カール氏は出席に先立って同日午後に医師の監督下で検査を受け、陰性判定を受けていた。この日の時点で症状はなかった。現在は隔離中で、接触追跡に協力している。
陽性の結果は政治専門紙「ポリティコ」が最初に報じた。
カール氏は夕食会で女優キム・カーダシアンさんの隣に座り、バイデン大統領とも握手を交わしていた。
夕食会の出席者はワクチンの接種証明と、当日受けた抗原検査での陰性証明を提示するよう義務付けられていた。
カール氏は追加接種を含むワクチンを打ち、定期的に検査を受けているという。
ホワイトハウス記者団の責任者は、夕食会では米疾病対策センター(CDC)やワシントン保健当局の指針を上回る厳格な感染対策を取ったと強調した。