「トップガン」新作、著作権めぐり原案筆者の遺族が訴訟
(CNN) 大ヒット映画「トップガン」の続編「トップガン マーヴェリック」の著作権をめぐり、オリジナル版の原案となった雑誌記事の筆者の遺族が6日、制作会社の米パラマウント・ピクチャーズを相手取り、米カリフォルニア州の連邦裁判所に訴えを起こした。
1986年公開の「トップガン」は、イスラエル人ライターの故エフド・ヨナイ氏が83年に執筆した記事に基づいて制作された。
CNNが入手した訴状によると、パラマウントがこの時に取得した権利は期限が切れ、ヨナイ氏の遺族が2020年1月に同社に通知していた。
同社はそれから続編が完成する21年5月まで、権利がないことを知りながら制作を続行したという。
パラマウント側はCNNへの声明で、訴えには根拠がないと主張し、断固として争う姿勢を示した。
続編は19年7月公開の予定だったが大幅に遅れ、先月27日に封切りされた。現在、米国内の興行収入トップに立っている。