マイケル・J・フォックス、アカデミー名誉賞を受賞へ
(CNN) 米俳優マイケル・J・フォックスが米映画芸術科学アカデミーから名誉賞を授与されることになった。映画界への貢献とパーキンソン病治療支援への取り組みが評価された。
フォックスは今年のガバナーズ賞の授賞式で、歌手のダイアン・ウォーレンや映画監督のユーザン・パルシー、ピーター・ウィアーとともに賞を受け取る。アカデミー理事会は「映画界と世界に広く不滅の貢献を残した」ことを選定理由に挙げた。
フォックスは1991年にパーキンソン病の診断を受け、2000年には「マイケル・J・フォックス・パーキンソン病研究財団」を設立した。
アカデミーのデービッド・ルービン会長は「フォックスのパーキンソン病研究へのたゆまぬ支援と限界のない楽観主義は、1人の人物が数百万人の未来を変える影響を持てるという例を示した」との声明を出した。
フォックスが今回受賞するのはジーン・ハーショルト友愛賞となる。
フォックスはテレビドラマ「ファミリータイズ」のアレックス・P・キートン役などで有名になり、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのマーティ・マクフライ役でも知られる。
これまで5つのエミー賞、4つのゴールデングローブ賞、1つのグラミー賞、2つの全米映画俳優組合賞を受賞していたが、アカデミー賞にはノミネートされたことがなかった。
授賞式は11月19日にロサンゼルスで開かれる。