大谷翔平がひじの手術 「無事成功」と投稿
(CNN) 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(29)が19日、損傷した右ひじの手術を受けた。本人が術後、インスタグラムへの投稿で報告した。
執刀医のニール・エルアトラッシュ博士は同日、来シーズンには打者として復帰できる見通しだが、投手復帰は再来年になる可能性が高いと述べた。
本人はインスタグラムに、手術が無事成功したと投稿。シーズン途中でチームを離れるのは「不本意」としながらも、「残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」とつづった。
先月23日に右ひじ靭帯(じんたい)の損傷が判明したことを受けて、エンゼルスが今季投手としての登板はないと発表。さらに今月3日以降は脇腹を痛めて欠場し、16日に今季の残り試合は登板しないとの発表があった。
同選手の代理人、ネズ・バレロ氏が紹介したエルアトラッシュ博士の説明によると、手術は本人と相談した結果、損傷を修復しながら、ひじを長持ちさせるために健康な靭帯を補強し、新たな組織を移植するというプランで行われた。同博士は今月、米プロフットボール、ニューヨーク・ジェッツのアーロン・ロジャース選手のアキレス腱(けん)手術も担当した。
バレロ氏は、手術の最終判断と内容について、大局的な視野が特に重要視されたと説明。本人が希望したのは、将来にかけて長い間、投打ともにあらゆるチャンスをつかめる方向だと述べた。