テイラー・スウィフトさんの新アルバム、SNS上に「リーク」か 物議醸す
(CNN) 米人気歌手テイラー・スウィフトさんの待望の新アルバム「The Tortured Poets Department(原題)」の収録曲とされる17曲を含むグーグルドライブのリンクがここ1日、インターネット上で出回っている。リークに対して憤りや悲しみの声が上がる一方で、喜んでいる人もいる。
CNNはスウィフトさんの代理人にコメントを求めている。
実際のアルバムは19日深夜に発売予定だが、スウィフトさんのファンからは、リークの主張に対して歓迎と批判の声が両方上がっている。
ユーザーの一人はX(旧ツイッター)に、きらびやかなベッドで毛布にくるまれて眠る若い女性を描いたイラストを投稿。「私が昨夜、新アルバムを初めて聞けると分かって眠りに就いているところ。私はリークは一切聞いてないから」と述べた。
別のユーザーもモデル2人が歩く姿を捉えた動画を投稿し、「私と親友が新アルバムのリークを聞きに行くところ」と書き込んだ。
X上では18日、「テイラー・スウィフト・リーク」というフレーズが検索できなくなった。
スウィフトさんはこれまで、意図せぬ早期の公開を防ぐために多大な労力を費やしてきた。
スウィフトさんは2014年に米テレビ番組に出演した際、自身の音楽に触れ、「私はセキュリティーの侵入や盗聴、盗み聞きを大変心配している。これはたぶん、たぶん不合理な心配事ではない」と語っていた。
「The Tortured Poets Department」はスウィフトさんの11本目のアルバム。スウィフトさんは女性として初めて、またソロのアーティストとしては唯一、グラミー賞の年間最優秀アルバム賞に3度輝いている。