米国とメキシコ、27年女子W杯共催の立候補を取り下げ 「31年大会に集中」

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2023年女子W杯を制したスペイン代表チームが栄冠を祝う様子/James Whitehead/Eurasia Sport Images/Getty Images

2023年女子W杯を制したスペイン代表チームが栄冠を祝う様子/James Whitehead/Eurasia Sport Images/Getty Images

(CNN) 米国とメキシコのサッカー連盟は29日、2027年女子ワールドカップ(W杯)の共催に向けた立候補を取り下げたと発表した。

両連盟は31年女子W杯の招致に集中する方針を示し、男子の大会との格差を解消するために同等の投資をと呼び掛けた。

27年の開催地は来月の国際サッカー連盟(FIFA)総会で発表される予定。ブラジルのほか、ベルギーとオランダ、ドイツが3カ国共同で名乗りを上げている。

米国サッカー連盟のシンディ・パーロー会長は、「W杯開催は非常に大きな事業。準備期間が増えることで、世界への影響力を最大限に強めることができる」「31年への変更により、国内と世界各地で女子の競技レベルの発展に寄与する記録的な大会の開催が可能になる」と主張した。

米国では来年の第1回FIFAクラブW杯に続き、26年にメキシコ、カナダと共催の男子W杯、28年にロサンゼルス五輪が予定されている。

メキシコサッカー連盟のシスニエガ会長は、31年の招致について「26年大会の共催経験を基に、最高のインフラと熱心なファン層を提供できるだろう」と述べた。

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