中国競泳選手のドーピング問題、米政府が刑事捜査を開始 AP通信
米国反ドーピング機関(USADA)のタイガート最高経営責任者(CEO)は4日、CNNに寄せた声明で「報道にある連邦法執行当局の捜査についてはコメントできない」と述べた。
世界反ドーピング機関(WADA)のバンカ会長は今年の記者会見で、「すべての適切手続きに従い、この問題に関するあらゆる手がかりや疑問点を入念に調査した」結果、不正の証拠は発見できず、中国反ドーピング機関(CHINADA)が受け入れた混入(コンタミネーション)説を反証する信頼できる方法も見つからなかったと述べていた。
WADAは21年6月に陽性反応について通知を受けた。これは東京五輪開幕のおよそ1カ月前だった。
CNNは捜査の報道について世界水泳連盟や司法省、WADAにコメントを求めている。