ウーピー・ゴールドバーグが亡き母追悼、ディズニーランドで「やってはいけないこと」で
(CNN) 米女優ウーピー・ゴールドバーグさんがこのほどトーク番組の中で、ディズニーランドが大好きだった母親を追悼したエピソードを明らかにした。
ディズニーの大ファンとして知られるゴールドバーグさんは、2017年にディズニー・レジェンド賞を受賞している。先週放送の「レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ」では、10年に死去した母のエマ・ハリスさんも、ディズニーのテーマパークが大好きだったと打ち明けた。
ゴールドバーグさんは、ディズニーランドで「イッツ・ア・スモールワールド」のアトラクションに、母の遺灰の一部をまいたと告白。「誰もやってはいけないこと」と認めた上で、「母はディズニーランドが大好きだったので、私たちは母をディズニーランドに連れて行った。母はスモールワールドが大好きだった」と言い添えた。
ディズニーランドには事後に知らせたという。
人の遺灰をディズニーランドにまくことは厳格に禁止されており、違法行為に当たる。それでもディズニーのテーマパークでは、同じような形で故人を追悼しようとする入場者が後を絶たない。
米紙ウォールストリート・ジャーナルの18年の報道によれば、ディズニーランドやディズニーワールドで遺灰がまかれると、コード「HEPA洗浄(非公式な呼称は『コード・グランマ』)」が発令され、「バイオハザード(生物災害)」とみなされて洗浄のためにアトラクションが閉鎖されるという。同紙の推計によると、こうした事態は月に1回の頻度で発生している。
ゴールドバーグさんは新しい回顧録を紹介しながら今回のエピソードを披露した。同書については「両親と私を育ててくれた人々へのラブレター」と表現している。