パリ五輪開幕、名所盛り込んだ異色の開会式 セリーヌ・ディオン熱唱も

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聖火台が熱気球で空に上がるのを見守るフランスの柔道選手テディ・リネール(右)とマリー・ジョゼ・ペレク=26日、パリ/Vadim Ghirda/AP
写真特集:異色の趣向、パリ五輪開会式

聖火台が熱気球で空に上がるのを見守るフランスの柔道選手テディ・リネール(右)とマリー・ジョゼ・ペレク=26日、パリ/Vadim Ghirda/AP

(CNN) フランスの首都パリで26日夜、これまでにない趣向を盛り込んだ異色のオリンピック(五輪)開会式が行われ、2024年五輪が正式に開幕した。五輪史に残るショーとなった。

この日は「光の都市」と呼ばれるパリやその文化、人々に存分にスポットライトを当てられた。セーヌ川に浮かぶボートは市内の名所を通り過ぎながら最終地点のトロカデロ広場に向かい、パリらしい華麗な光景を演出した。背景には五輪のリングで飾られたエッフェル塔が見えた。

パリ五輪では街の名所の一部が競技のバックグラウンドとして利用される予定で、開会式は五輪の残りの日程を予見させるものになった。

各国の選手団を乗せたボートがセーヌ川を進む/Lionel Bonaventure/Pool/Reuters
各国の選手団を乗せたボートがセーヌ川を進む/Lionel Bonaventure/Pool/Reuters

3時間半の予定で始まった開会式の開始から約30分後、パリの灰色の空から雨が降る場面もあった。

セーヌ河岸に詰めかけた大勢の観客はレインコートに身を包み、雨粒の気配がすると一斉に傘が開かれた。雨が本降りになって1時間ほど経過すると、ずぶ濡れになった見物人がテントなどに走って身を寄せる姿も見られた。

ただ、雨の中で五輪精神が衰えることはなかった。選手たちは興奮を抑えきれない様子で群衆に手を振り、フランスは心から五輪を受け入れているように見えた。

川岸の観衆に向かってトリコロールを振るフランス選手団/Franck Fife/Pool/AP
川岸の観衆に向かってトリコロールを振るフランス選手団/Franck Fife/Pool/AP

エッフェル塔が光のショーに彩られた後には、歌手セリーヌ・ディオンさんが4年ぶりとなるパフォーマンスを披露。ディオンさんは珍しい神経疾患「スティッフパーソン症候群」との闘病を続けている。

ディオンさんの歌う「愛の讃歌」は開会式を圧巻の形で締めくくった。目を奪う白の衣装に身を包んだディオンさんは往年の輝きを取り戻し、その美しい声がセーヌ川沿いに響き渡った。

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