大坂なおみ、全米オープン初戦を突破 4年ぶりにトップ10破る
(CNN) テニスの四大大会の全米オープンは27日、ニューヨークで、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランキング88位の大坂なおみが第10シードのエレナ・オスタペンコを6―3、6―2で破った。大坂がランキング上位10位以上の選手に勝利したのは約4年ぶり。
大坂は出産を経て今シーズン復帰を果たして以降で最高のテニスを披露した。大坂は19本のウィナーを決めた一方で、アンフォーストエラーはわずか五つに抑えた。
大坂はスタジアムに入った際に泣かないようにしていたと認め、プレーできなかったときのことを思い出したと明らかにした。
大坂はコートでのインタビューで、昨年は米国のコリ・ガウフ選手のプレーを見て、再びこのコートに立ちたいと思ったと振り返った。
今年ツアーに復帰した大坂は復帰初戦での勝利や、ウィンブルドンでの2018年以来の勝利など、上々の成績を収めている。
大坂はそれでも復帰後の苦労について言及し、SNSへの投稿では、自分の体にいるようには感じられず、外すはずのないボールを外し、以前覚えていたよりも柔らかいボールを打っているなどと述べていた。