英政府、くまのパディントンに本物のパスポート発給 故国ペルーへ

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近日公開予定の映画「パディントン・イン・ペルー(原題)」/StudioCanal

近日公開予定の映画「パディントン・イン・ペルー(原題)」/StudioCanal

ロンドン(CNN) 南米ペルー生まれの架空のキャラクターとしては恐らく最も有名なクマのパディントンが、育ての親の国・英国からパスポートを発給された。

パスポートの存在は、シリーズ映画最新作「パディントン・イン・ペルー(原題)」の共同プロデューサーを務めるロブ・シルバ氏が、21日発行のラジオ・タイムズ誌のインタビューで明らかにした。

シリーズ3作目となる最新作は、パディントンがルーシーおばさんを訪ねて故国ペルーを旅するというストーリー。

「内務省に手紙を書いてレプリカをもらえないかと尋ねたところ、パディントンに正式なパスポートを発給してくれた」。シルバ氏はそう語り、パディントンの写真が入ったパスポートを出して見せた。「内務省にユーモアのセンスがあるとは思わないだろうが、公式見解に基づきクマに分類されている」

シリーズ映画の原作は絵本作家の故マイケル・ボンド氏の作品。1958年の「くまのパディントン」は、孤児になった子グマがペルーから英ロンドンへ旅する物語だった。ロンドンのパディントン駅で「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。おたのみします」と書かれた札を首から下げていた子グマは、ブラウン夫妻に引き取られた。

最新作ではパディントンがパスポートを発給されてペルーを訪問。ところがペルーに到着したパディントンとブラウン一家は、ルーシーおばさんが老くまホームからいなくなっていることを知る。そこで一行はおばさんを探してアマゾンの広大なジャングルへと旅立つ。

パディントン・イン・ペルーは英国で11月8日、米国で2025年1月17日に公開予定。

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