英歌手エルトン・ジョンさん、マリフアナ合法化は「史上最大の誤りの一つ」

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英歌手エルトン・ジョンさん=11月3日、米ニューヨーク/Theo Wargo/Getty Images

英歌手エルトン・ジョンさん=11月3日、米ニューヨーク/Theo Wargo/Getty Images

(CNN) 英歌手エルトン・ジョンさんはタイム誌のインタビューに答え、米国とカナダの一部で実施されたマリフアナの合法化について見解を明らかにした。

マリフアナには依存性があり、他の薬物への入り口になるとジョンさんは指摘。自身も経験があるとしつつ、マリフアナの使用によって意識が朦朧(もうろう)とすると、正常な思考が出来なくなると述べた。

その上で「米国とカナダでのマリフアナ合法化は、史上最大の誤りの一つだ」と強調した。

何年も薬物を絶った自身の立場から、そのような結論に至ったという。

タイム誌によると、ジョンさんはラッパーのエミネムが薬物の問題から立ち直るのを支援。英ポップスター、ロビー・ウィリアムズさんの薬物依存リハビリ施設への入所にも携わった。

また救済できなかったことを悔やんでいるアーティストとして、ジョンさんは故ジョージ・マイケルさんに言及。薬物の乱用で苦しんだマイケルさんは、心臓と肝臓の疾患で2016年に死去した。53歳だった。

一方、ジョンさんの楽曲の作詞を手掛けるバーニー・トーピンさんは、ジョンさん自身が薬物依存に陥っていた時期を振り返り、「彼に恐怖を覚えた。まさに最悪の状態だった」と述べた。

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