バレンタイン人気はベーコンチョコ? 検索に見る今年のトレンド
昨今の世相を反映して、米国で流行の「チョコレートベーコンクッキー」の検索は7%増、健康志向の「グルテンフリーのチョコレート」は5%増。「バレンタインビール」も前年比で40%増えた。
贈る相手が人間だけとは限らない。ペットへの贈り物を探す人も過去1カ月で増加した。ただし猫には残念な結果で、「犬のための贈り物」の検索件数が、「猫のための贈り物」の検索件数に比べて240%も多かった。
米モバイル関連企業SOASTAが米国人を対象に実施した調査によれば、バレンタインにeカードを贈るという米国人は、回答者の3分の1に上った。デジタルカードは特に35~44歳の男性の間で人気が高く、贈る相手は配偶者が最多だった。それに比べると、恋人にeカードを贈る人という人は大幅に少なかった。
eカードを贈る人のうち、35%がお礼の言葉を期待し、19%はeカードの返事を期待。性的関係を期待するという回答者も10%いた。
グーグルの検索動向には、カップルの関係が改善する傾向も見てとれる。プロポーズの仕方についての検索件数はこの1カ月で66%増える一方、「別れる方法」の検索は昨年に比べて15%減、「別れる時のアドバイス」は33%減、「離婚」は41%減だった。