OS別スマートフォン出荷シェア、アンドロイドが7割

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(CNN) 米調査会社IDCは14日、12年10~12月期の世界のスマートフォンの出荷シェアは、基本ソフト(OS)別でグーグルのアンドロイドがトップだったと発表した。

昨年1年間を見ると、アンドロイドを搭載したスマートフォンは全出荷台数の68.8%を占めた。一方、アップルの「iOS」のシェアは18.8%だった。この2つのOSを合わせたシェアは87.6%に達し、ブラックベリー(旧リサーチ・イン・モーション)やマイクロソフトに大きく水をあけた。

「地図アプリの大失敗にもかかわらず、以前からのアップルのユーザーは迷わず新型のiPhoneに買い換えている」と、IDCの調査マネジャー、レイモン・リャマス氏は声明で述べた。

だが米調査会社ガートナーによれば、新興市場で値ごろ感が受けている旧型iPhoneのほうが、最新型のiPhone5よりも売り上げに貢献しているという。アップルの出荷台数は伸びてはいるが、IDCによれば他のスマートフォンに比べるとその成長は鈍化している。

ブラックベリーとマイクロソフトもそれぞれ、新たな製品で成長を狙っている。

ブラックベリーは1月、携帯電話向けの新OSと新型端末を発表。既存ユーザーをつなぎ止めつつ、大手の企業顧客を取り戻すのが急務だ。一方マイクロソフトは昨年末、新しい携帯電話向けOS「ウィンドウズ・フォン8」を発表。IDCによれば、12年の同社の出荷台数は前年比で98.9%も増加した。ブラックベリーの出荷台数は前年比36.4%減だった。

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