オックスフォード英語辞典、最新版に「ツイート」が登場
(CNN) 英オックスフォード大学が刊行する世界最大の英語辞典「オックスフォード英語辞典(OED)」の最新版に、インターネットのツイッターでつぶやくことを意味する「tweet(ツイート)」が加わった。
ツイートという単語には本来、小鳥のさえずりという意味があり、こちらの起源は16世紀までさかのぼるとされる。そこへ今回、新たに「ツイッターに投稿する」という動詞と、その投稿自体を指す名詞の意味が追加された。
OEDは100年以上の歴史を持ち、約60万語を網羅した権威ある辞典。改訂は年に4回実施されるが、編集主任のジョン・シンプソン氏によれば、新語を追加する場合は通常10年以上使われていることが条件となる。ツイートの新たな意味は、異例の速さで掲載されたという。
今回の改訂では同時に、「ビッグデータ」「クラウドソーシング」「イーリーダー」「マウスオーバー」といったIT用語も新たに収録された。
OEDの姉妹版で最新情報を強みとするコンサイスオックスフォード英語辞典には、2011年版ですでに「リツイート」が登場していた。