米マイクロソフトの次期トップ、ノキアCEOが候補に
ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)の後継候補として、同社が携帯端末事業を買収したノキアのスティーブン・エロップCEOの名が挙がっている。
マイクロソフトによる携帯端末事業の買収に伴い、エロップ氏はノキアのCEOを退き、マイクロソフトのデバイス&サービス事業部の責任者に就任する。
マイクロソフトのバルマーCEOは2日、報道各社に対し、エロップ氏は自分が来年退任した後の後継候補だと語った。
後任のCEOに誰が就任したとしても、マイクロソフトを世界最大のソフトウエア会社から「デバイス&サービス」会社に転換させる作業は困難だ。エロップ氏はノキアではそうした大胆な転換を果たせなかった。その一因として、ノキアが2011年にマイクロソフトと結んだOS(基本ソフト)に関する提携が足かせになった。