スノーデン元職員、「任務は完了」 米紙とのインタビューで

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独誌シュピーゲルが米国によるEU諸国への盗聴活動を報じ、大きな事態に

独誌シュピーゲルが米国によるEU諸国への盗聴活動を報じ、大きな事態に

4.監督者が自分を選んだ

「自分にはNSAの活動を暴露する権利がある」と感じた理由を問われ、スノーデン元職員は米政府が自身を選んだと主張。NSAを監督する立場にある上院情報特別委員会のファインスタイン委員長と、下院情報特別委員会のロジャース委員長の名前を挙げた。両氏とも元職員の暴露行為を非難しているが、「彼らが私を名指ししたわけではない。しかし私を含めたその場の全員が同じ能力を持っていて、だれもやろうとしないなら、だれかが率先してやるしかない」と話した。

元職員はまた、NSAを倒そうとしたのではなく、改善することが目的だったと強調し、「私は今もまさにNSAのために働いている。それを認識していないのはNSAだけだ」と述べた。

5.個人攻撃には動じない

元職員は情報を暴露した当初から、問題はNSAの監視活動であり、自身が話題の中心になるべきではないと主張してきた。ゲルマン記者とのインタビューでもこの立場を繰り返し、「何を言われても構わない。主役はNSAであって私ではない」と力説した。

ただ、ロシアや中国とのつながりを疑う説については「米国以外の国に仕えているという裏付けはまったくない」「ロシア政府との間になんの協定もない」と強く否定し、「あえて亡命と言うなら、私は政府から離反して市民側へ亡命したのだ」と述べた。

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