フェイスブックCEO、自宅改築で近隣トラブルか
ニューヨーク(CNNMoney) 米交流サイト(SNS)大手フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が、米サンフランシスコ市内にある自宅の改築工事を巡り、近隣の住民から非難を浴びているようだ。地元のCNN系列局が伝えた。
ザッカーバーグ氏はプリシラ・チャン夫人と、1000万ドル(約11億円)の古い邸宅に住んでいる。改築工事の業者からは昨年、近隣住民に「工事機器用に4~5台分の駐車スペースを使う」と通知があった。
しかしある住民によると、ザッカーバーグ氏はこれ以外に、人を雇って周囲の駐車スペースを占領しているという。
この住民は、複数の車が人を乗せたまま、邸宅の近くにひと晩中止まっていることに気付いた。車内の人々に声をかけると、ザッカーバーグ氏のためにスペースを確保して報酬を受け取っていることを認めたという。日ごろから駐車場の争奪戦が激しい地域だけに、こうした行動は反感を招いているようだ。
改築工事では光ファイバーが導入され、道路の反対側を含む数カ所に防犯カメラが設置されるという。50人近い作業員が歩道を掘り起こす騒音に、「耳をつんざくような音量だ」という苦情も寄せられている。防犯カメラの配置に難色を示している住民もいるという。
工事は来年春に完了する見通し。フェイスブックの報道担当者は、こうした報道について「当社からのコメントはない」と述べた。