プレステとXbox、オンライン障害 サイバー攻撃の可能性
(CNN) オンラインゲームサービスを展開するソニーの「プレイステーション・ネットワーク(PSN)」とマイクロソフトの「Xboxライブ」で25日、サイトに接続できない障害が広がった。これに関連してハッカー集団が犯行を認める声明を出している。
Xbox、ソニーとも短文投稿サイトのツイッターで問題の発生を報告し、復旧に当たっていると説明した。ただ、障害の原因は明らかにしていない。
マイクロソフトの広報は、「一部のユーザーがXboxライブにログインできない状況が確認され、現在、問題の解決に当たっている」話した。ただ、「特定の問題の原因に関する情報は公開していない」という。
ゲーム機はオフラインでの利用は可能だが、ユーザー同士で通信したり、ネットワーク機能を利用したりすることができなくなっている。
この障害に関連して25日、ハッカー集団の「リザード・スクワッド」が両サービスに攻撃を仕掛けているとツイッターで公言。リツイートと引き換えに問題を終わらせると書き込んだ。
今回仕掛けられているのは、不正なトラフィックを大量に送り付けてネットワークを洪水状態に陥れる分散型サービス拒否攻撃とみられる。
同集団は12月上旬にPSNなどのサービスがダウンした事件でも関与を認めていた。
12月25日はただでさえゲームサイトへのアクセスが集中する。クリスマスにゲーム機をプレゼントされたユーザーは苛立ちを募らせている。