中国でGメールの送受信がストップ、当局が遮断か
ニューヨーク(CNNMoney) 米グーグルによると、中国で26日以降、同社が提供する電子メールサービス「Gメール」の送受信が停止している。
中国でのGメール利用は26日にほぼゼロとなり、その後動きがみられないという。
インターネットに関する問題を扱う専門家集団、ディン・リサーチはツイッターで、中国政府が国内のGメールを遮断したとの見方を示した。
グーグルは2010年、中国政府の検閲ルールに反発し、同国からのアクセスについては検閲のない香港を経由させる措置を取った。中国政府はグーグルの検索サービスや同社傘下の動画共有サイト、ユーチューブなどを検閲し、これまでも一時的に規制を強化したり遮断したりしている。
中国では「グレート・ファイアウォール(防火長城)」と呼ばれるネット検閲策に基づき、フェイスブックやツイッターへのアクセスも禁じられている。