スノーデン元職員の暴露で「深刻な打撃」 NSA長官認める
攻撃を仕掛けたとされる北朝鮮でインターネット接続が一時的に不能となったのは米国の報復措置だったのか、という質問に対しては回答を避けた。
米国にサイバー攻撃を仕掛ける能力を持つのはどの国かという質問にも詳細な回答を示さなかったが、「中国の動きにはすでに懸念を表明している。ロシアなど他国にもその能力があることは明らかで、われわれとしても留意している」と述べた。
会議ではまた、米ネットサービス大手ヤフーのアレックス・ステーモス最高情報セキュリティー責任者が、ネット企業は米政府や外国政府の要請に応じて情報収集用のバックドア(裏口)を設ける義務があるのかと追及。これに対してロジャーズ局長は、「われわれが一方的に決めることではない」と語った。