フェイスブックで「離婚手続き」、裁判所が承認 米NY
判事は、フェイスブックや短文投稿サイト「ツイッター」などのソーシャルメディアは近年広く使われるようになったとの認識を示し、公式の文書を送る場として新たに加えることができると判断した。
バイドゥーさんと夫は2009年に結婚したが、夫がガーナ式の伝統的な挙式を拒否したことをきっかけに、直後から関係が悪化した。夫婦で一緒に暮らしたこともないという。
担当弁護士によれば、バイドゥーさんは夫に慰謝料などの支払いを求めているわけではない。「ただ新たな人生を歩んでいきたいと願い、離婚の成立を願っているだけだ」という。
同弁護士はこれまでにフェイスブック上で2回、夫への接触を試みたが、応答はなかった。夫が呼び出し状を受け取っても応答しなかった場合、夫側に異議はないとみなされ、離婚手続きを進めることができるという。