4万台超の偽造iPhone製造、北京当局が工場摘発

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偽造iPhone製造に関わっていた工場が北京の公安当局に摘発された

偽造iPhone製造に関わっていた工場が北京の公安当局に摘発された

北京(CNNMoney) 米アップルのスマートフォン「iPhone」の偽造品製造に使われていた電子機器製造工場が中国・北京の公安当局に摘発された。当局は、過去7カ月で4万1000台を超す偽造iPhoneが製造されたと見ている。

北京市公安局の発表によると、5月14日に工場を捜索して経営者を含む9人を逮捕、偽造スマートフォン1400台あまりを押収した。同工場では1月以来、総額約2000万ドル(約25億円)に相当する4万1000台以上の偽造iPhoneが製造されたとみられる。

工場は北京郊外にあり、6カ所の製造ラインで2011年から偽造品のスマートフォンを製造していたという。

偽造品は海外で廃棄されたスマートフォンの回路基板と中国の深圳から仕入れた付属品で構成され、海外に輸出されていた。

偽造iPhoneは米当局が5月に発見。これを受けて中国当局が捜査に乗り出した。北京市公安局は地元メディアに対し、国際商標権に絡んで同局が摘発した事件としては過去最大規模になると説明している。

同局が摘発した知的財産侵害事件は今年4月以来で55件、逮捕者は95人を超えている。

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