ザッカーバーグ夫妻、長女誕生を発表 自社株の99%を寄付へ
サンフランシスコ(CNNMoney) 米フェイスブックの創業者で最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグ氏(31)とプリシラ・チャン夫人(30)は1日、第1子となる女児の誕生を発表した。夫妻は同時に、保有するフェイスブック株の99%を生涯をかけて慈善事業に寄付していく方針を明らかにした。
女児は先週初めに生まれ、マキシマちゃんと名付けられた。夫妻は1日、フェイスブックに「マックス、私たちは君を愛している」と呼び掛ける手紙を投稿。「君とすべての子どもたちのために、世界をより良い場所にしておいてあげなければという大きな責任を感じている」と書き込んだ。
夫妻は生涯にわたり、時価総額450億ドル(約5兆5000億円)のフェイスブック株を、平等な社会を目指し人間の可能性を追求する事業に寄付すると表明した。
2人は米ハーバード大学在学中にパーティーで知り合った。9年後の2012年、フェイスブックが米ナスダックに上場した翌日に結婚。今年7月にフェイスブック上でチャンさんの妊娠を発表し、同時に流産を3回経験していたことも明らかにした。
ザッカーバーグ氏は今月、2カ月の育児休暇を取ると表明した。その間、フェイスブックのCEO代理が任命されるかどうかは明らかでない。
小児科医で非営利教育機関「ザ・プライマリー・スクール」のCEOを務めるチャンさんも育児休暇を取ることになっているが、期間は公表されていない。