iPhone6s、不振の背景を探る
ニューヨーク(CNNMoney) 昨年秋に発売されたアップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)6s」の1〜3月期の販売台数は前年を大きく下回った。iPhoneの販売台数が減少するのはこれが初めてだ。理由の1つに挙げられるのが、6sと一昨年発売のiPhone6との間にはっきりした違いが少ないことだ。
26日の電話会見で、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は旧型から最新型へと乗り換えたユーザーの割合は、1年前を下回ると述べた。
クックCEOは「わずかな差だと言うつもりはない。大きく下がっている。もしiPhone6と同じ割合をiphone6sでも達成できていれば、盛大なパーティーをしているところだ」と話した。
6sの販売不振によって全体の売上高も伸び悩み、アップルは13年ぶりの減収となった。