グーグル、広告スペース拡大へ 地図にも情報表示
また、位置情報を基にした広告も始まる。グーグルで「靴店」や「近くの自動車修理会社」を検索すると、広告契約している近くの業者の情報も表示される仕組みだ。
地図サービスでは、広告契約した喫茶店やガソリンスタンド、レストランといった施設の位置と移動ルートを示す「広告ピン」が表示されるようになるという。
グーグルにとって、利用者の需要の変化を先取りするのは大きな課題だ。現状の取り組みは順調で、携帯端末向け事業は着実に成長している。
だが調査会社のeマーケターは、今年のグーグルの売り上げについて昨年の15%増を下回る9%増と予測。モバイル広告は急成長しているものの、パソコン向けの広告と比べると安く買い叩かれる傾向にある。
グーグルは、モバイル広告の効率が高まれば企業もさらなる広告費を払ってくれるのではないかと期待を寄せる。