ツイッター、140文字の制限を緩和
ニューヨーク(CNNMoney) 米短文投稿サイトのツイッターは24日、140文字までとしていた投稿字数制限を緩和して、「@」で始まるユーザー名や写真は制限の対象から外すと発表した。
この措置は数カ月以内に導入する予定で、140文字にカウントするのは文字のみとする。@で始まるユーザー名や写真、画像、ビデオ、投票などはカウントしない。
同社幹部はブログの中で、「これでツイッターでの会話がしやすくなる」「もう単語を切り詰める必要はなくなる」と説明した。
要望の多かったリクエストにも応える方針。例えば「@」で始まる投稿はフォロワー全員に表示されるようになる。これまでは受信した相手のフィードにしか表示されなかったため、ユーザーは全員のフィードに表示させる目的で「.@」の記号を使っていた。
返信は今後も受け取った相手しか見ることはできない。しかしその返信をリツイートして全員に見せられるようにする。
同社は今後もツイッターをさらに使いやすくするための機能を取り入れていく方針。
ツイッターの文字数制限緩和のうわさは何カ月も前から飛び交っていたが、そのためびにジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)が否定していた。
140文字の制限は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)でツイッターに投稿できるよう設定された。SMSで送信できるのは160文字まで。ツイッターでは「@ユーザー名」を含めるために、20文字少なくした。