ザッカーバーグ氏、ローマ法王と面会 無人機の模型を贈呈
ニューデリー(CNNMoney) イタリアを訪れた米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)がローマ・カトリック教会のフランシスコ法王と面会し、同社が開発を進める無人飛行機(ドローン)を贈った。
ザッカーバーグ氏は29日、妻のプリシラ・チャンさんとともに法王と面会。「忘れられない対面となった」「法王の温かさ優しさ、人々を助けるという思いの深さを感じた」と述べた。
同氏はフェイスブックの個人ページに、ソーラー無人機「アキラ」の模型を法王に手渡す場面の写真を投稿した。フェイスブックはアキラを途上国でのインターネット接続に使う計画を進めている。
バチカン(ローマ法王庁)の広報局が出した声明によると、法王とザッカーバーグ氏は通信技術を活用していかに貧困を軽減し、法王が提唱する「出会いの文化」を広め、恵まれない人々に希望のメッセージを伝えることができるかについて語り合ったという。