サウジ政府機関に時限式サイバー攻撃、システムを一斉破壊
時限装置が作動したのはサウジの平日の最終日に当たる木曜の夜。対応できる職員が誰もいないタイミングが狙われた。
サウジアラビアでは2012年にも石油会社サウジアラムコのコンピューター3万5000台が破壊されるサイバー攻撃が発生。米情報当局は、イランが関与したとの見方を示していた。
今回の攻撃から数日後、石油輸出国機構(OPEC)は8年ぶりの減産で合意した。イランがサウジに圧力をかける目的でサイバー攻撃を仕掛けたと見る専門家もいる。
しかしこの攻撃に政治的動機があったのか、または犯罪組織によるものなのかは現時点で分かっていない。