赤いiPhone登場、エイズ対策基金との提携10周年で
ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルは21日、期間限定の特別版として、赤いiPhone(アイフォーン)7と7プラスを発表した。店頭とオンラインで24日に発売される。
どちらも真っ赤なアルミ素材のボディで、容量128ギガバイトと256ギガバイトのモデルがある。価格は749ドルから。販売終了の日程は発表されていない。
同社は「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)」のパートナー企業として、特別版の商品を通した支援活動に取り組んできた。赤いiPhoneはこの活動に参加してから10周年を迎えるのに合わせた企画で、売り上げの一部は同基金に寄付される。
アップルはさらに同日、iPad(アイパッド)の新モデルを発表した。9.7インチのRetinaディスプレイを搭載するが、価格は329ドルからと、これまでのiPadで最も安く設定されている。
また合わせて、フェイスブックやインスタグラムなどのSNS向けに動画を作成できるアプリ「Clips」も発表した。
アップルの主力商品であるiPhoneは昨年、売上高が3四半期連続で減少していたが、10~12月期決算では過去最高の販売台数を記録。同社の株価も今年、上場来の最高値を更新している。